どうせなら難易度の高いステージをやってみようと思い、ひとまず「ヨーロッパ 1939」の枢軸側にトライしてみました。
ただし、やたら時間がかかる軍団モードなので、主にスクショにより進めていきます。
そのため画像枚数がやや多くなってしまいました。昔のサイトなら「激重!」みたいな注意書きが必要なレベルです。
選んだ将軍はイタリア軍「グラツィアーニ」。よりにもよってイタリア軍。でもほぼ海軍オンリーのリカルディよりはマシでしょう。
イタリアなので期待はしていませんでしたが、やはり能力値も所有拠点も今一つ。
将軍が乗っているのは中戦車なのが幸いです。
自軍の戦力は左(イタリア半島北部)に集中していますが、一応右(バルカン半島の左付け根)にも生産拠点があり、わずかばかりの兵力が支給されています。
最序盤はこんな感じ。水色が味方、赤色が敵です。独ソ不可侵条約なんて無かった。
(※このマップは区切り区切りでお見せしていきますが、何分スクショを元に再現しているだけなので、描き洩らし・描き間違い・見づらい点等々あります。ご了承ください。)
ルーマニア・ブルガリア・セルビアは味方ですが、弱小な上にソ連もドイツにかかりきりなのでほぼ空気、敵じゃないだけマシといった程度です。
ま、最も手近な敵であるユーゴスラビアも同レベルなので適当にユニットを生産しつつ蹴散らしていきます。
ただ、もう片方の敵であるギリシャはブルガリアが持つプロヴディフを奪取し、大砲等で防衛の構えを形成しています。
主力である左方面はフランスの内部を目指して左上に進軍していきました。フランス軍の主力はドイツ軍に向いており、さらにドイツ軍の南部と挟撃する形になるため、意外とスイスイ進めていけます。
同じイタリア軍であるリカルディはマルセイユからやってくるフランス海軍を撃退します。
一方メッセは左に進んでいきます。
ドイツ軍は史実通り?フランス侵攻をベネルクス方面・マジノ方面から進めています・・・が。ロンメル一人にベネルクス侵攻を任せているため兵力が足りておらず、突破するどころか早々に撤 退。
それ以外も防戦一方のドイツ軍。よくこんな状態でフランス侵攻なんて考えたものです。
ポーランド侵攻もソ連の支援もあってか全く進んでいません。
まさに四面楚歌。正確には西部と東部の二面楚歌ですかね。今上手いこと言った。
やや時間が経ち、ルントシュテットも撤退。ドイツ国内へ連合軍がなだれ込み始めます。
メッセとスペインの協力で、フランス南部がじわじわと枢軸側の支配下に。地中海も制圧できました。
東部ではソ連とポーランドが本格的な侵攻を始めます。
自軍は順調にフランス中部へと侵攻していき、工場で中戦車を生産しバトゥーチンを乗せます。やや厳しい場面もありますが、補給をしっかりすればさほど特筆すべき点はありません。
問題は東部。ギリシャが守るプロブディフが意外と堅固で、歩兵や大砲では歯が立ちません。軽戦車を生産するも、敵将軍大砲にあっけなくやられてしまいました。ここで時間を食ったのが悔やまれます。
さらに時間経過。20ターン程度でしょうか。
ドイツ北西部は連合軍の逆襲を受けてどんどん後退していき、連合軍はベルリンに肉薄しつつあります。
ですが、フランス南部はメッセが撤退したもののイタリア優勢。
さらに連合軍主力がドイツに侵攻していったためフランスの守りが手薄になり、驚くほど簡単に進める事ができました。
軍の動きもシチュエーションも全然違いますが、この辺りは史実のフランス侵攻っぽくてちょっと嬉しいです。
東部では、ソ連・ポーランド連合軍の前にゲーリングが敗北。こちらもまたベルリンに近づいています。
ドイツ軍、完全に挟撃を受けていますね。情けなや。
自軍は泥沼に陥ったプロブディフを諦め、一旦その周辺からあえてアテネに侵攻することを決定。
そうして複数方向からプロブディフに圧力をかける作戦を取ります。
こちらも中々厳しい戦いですが、完全膠着よりは気が楽です。
30ターンくらいだったと思います。
かなり手薄になったフランス侵攻は快調。パリですらあっという間に落とせてしまいました。侵攻ルートを断絶したため、連合軍の瓦解も時間の問題でしょう。
が。
パリを抜けて海峡へとたどり着いた時、目に入ったのは海を埋め尽くさんばかりの敵艦隊でした。
もうゲンナリといった感じ。ほとんどが最弱の巡洋艦とはいえ、海軍ユニットはけっこうな耐久力を誇ります。これらを倒し海峡を渡り、イギリス本土を陥落するのにどれだけかかるか。危うく投げたくなりました。
取りあえず歩兵を量産して海岸線に要塞砲を建設しまくり、大砲などでじわじわ削っていく作戦に。
一方主力は東進した連合軍を追いかけていきます。
アムステルダムは狭いので展開しづらく、おまけに周囲を敵海軍に取り囲まれており、尋常ではない堅さに仕上がっています。が、将軍×2でゴリゴリ進んでいきます。
それから対ギリシャ。
西部で余裕ができたためか、それともプロブディフを周囲からじわじわ削ったのが功を奏したのか、
アテネ、それに次いでプロブディフ制圧完了。
しかしほっとしたのも束の間。いつの間にやらポーランド軍がイタリアのすぐ東にまで迫っていたのです。
まあ正面衝突だったら恐れるほどの敵ではありませんが、ユニットを追加生産して東進を開始します。
そうそう、イタリア西部のフランス勢力をほぼ一掃できたのもこの頃です。
50ターン前後。
こっからはもう特筆すべき点はないのでガンガン行きます。
盛り返したドイツの支援もあって、西部戦線はほぼ完勝。地道な戦闘の末、海も大分見やすくなりました。金に飽かせて空母を量産し、陸軍をイギリスに送り込みます。
陸軍の主力はそのままソ連に向かって進軍。
東部戦線も、ポーランド軍にやや苦戦しつつも次第に兵力差が生まれ、順調にソ連へと侵攻できました。
どちらも歩兵をアホみたいに量産していますね。軍団モード名物。
防衛側のポーランドはともかく、ドイツにはせめて装甲車くらいは生産してもらいたいものです。
イギリス敗北。
最終目標、ミンスク攻略戦。
そしてとうとう勝利。
バトゥーチン使ってターン68・・・まあこんなもんではないでしょうか。それにイタリア軍ですし。(実はこの言い訳を使う為にイタリア軍を選択した)
まあ、将軍なしとかでクリアできる気はしないです。
確かにイギリスやミンスクへは遠いですが、敵の主力とはぶつからずに済みますので漁夫の利を得やすいです。それはそれでなんかイタリアっぽい気も。
やはり年号付きのステージは終盤がユニットだらけで非常に面倒くさいですね。極端に難しい場面はありませんでしたが、強いて挙げるならアムステルダムとギリシャ、それからフランスの序盤がしんどかったです。
今回はスクショで楽をするはずが、かえって疲れてしまいました。
長かったせいもあるとは思いますが、とにかくもうこんな試みは御免です。
それではこの辺で。番外編なので続編は期待しないで下さい・・・