2015年3月16日月曜日

WHO、砂糖の摂取基準引き下げ(2015年)

最近、WHOが糖類の摂取量の指針をこれまでの半分の「25グラム」に設定したというニュース(リンク切れ)を見ました。
まあ、具体的には一日の摂取カロリーの5%だそうですが。

僕は甘いものが好きです。
ココアも好きだし、チョコやケーキ、アイスも好きです。
ミルクティーなんかティースプーン3杯は砂糖を入れます。
そんな僕はもちろん基準値を大幅に超えているでしょうが、皆さんもおそらく1日に25グラム以上の砂糖を摂取しているのではないでしょうか。
なにしろ、だいたい炭酸飲料100mlで10g、アンパン1個6g、ケチャップ大匙1杯で4g
の砂糖が含まれているそうですから。
ちなみに、パンや御飯の炭水化物は「糖質」であって「糖類」ではないそうなので、そこは一安心ってところですね。



※書き方が若干ややこしかったので追記。
まあこんなブログよりもっといい説明があると思いますが、一応。

まず、単糖類というものがあります。ちっさい砂糖をイメージして下さい。
単糖類がくっついて二糖類になります。
もっとくっつくと多糖類になります。代表的なのがでんぷんです。
これら単糖類・二糖類・多糖類を総称して糖質と呼びます。

単糖類>二糖類>多糖類の順で吸収しやすく、また健康にも悪いです。

糖質のうち単糖類二糖類(+オリゴ糖)が糖類です。砂糖をはじめ、お菓子のほとんどがこの糖類です。
そして、ご存知の通り、米・小麦・いも・トウモロコシの主成分はでんぷん、つまり多糖類です。
「多糖類」であって「単糖類」でない、すなわち「糖質」であって「糖類」ではないという事です。
ですのでいくらご飯やパンを食べても糖類を摂取したことにはなりません。
もちろん食べ過ぎれば太りますし血糖値も増えますが。


では「炭水化物」は何かというと、糖質+食物繊維です。
そしてご飯やパンには多糖類(でんぷん)の他に食物繊維が含まれています。
ゆえに炭水化物と呼ばれているわけですね。
ちなみに食物繊維は消化できないのでこの問題には関係ありません。

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