2018年5月30日水曜日

スマホゲーム『Frozen Front 1941』の紹介。


 どうも。
今回はコメントで教えて貰った『Frozen Front 1941』というスマホゲームアプリを少しプレイしてみたので、その感想です。


   


こちらがトップ画面。
オンラインは未プレイなので、キャンペーンモードの説明となります。

●概要

まず大まかな説明を。
このゲームは戦略シミュレーション、あるいはターン制ストラテジーと呼ばれるジャンルのものです。
舞台はタイトル通り、1941年から始まったWW2におけるナチスのソ連侵攻作戦。
両陣営それぞれにステージが用意されており、歩兵や戦車といったユニットを生産したり動かしたりして、設定されたメインミッションを達成するとステージクリアとなります。
ステージ途中でサブミッションが発生することもあり、クリアするとそれだけクリア後の評価が上がります。
時間制限はありません。

●ユニット

ユニットは大まかに歩兵系、戦車系、大砲系、支援車両系、そして飛行機系があります。
言わずもがな種類に応じて移動範囲や射程が設定されている他、地形による移動力の影響にも差があります。

当然ユニット間での相性もあり、例えば戦車なら、機銃歩兵よりも対戦車歩兵で攻撃する方がダメージが大きくなります。同様に、歩兵系に対しては対戦車歩兵よりも機銃歩兵の方が効率的です。

 また、ユニットを守る手段としては、「バンカー」「カモフラージュ」が存在します。
バンカーはユニットの被ダメージを軽減する効果があります。
カモフラージュはそのユニットが移動・攻撃するか、敵ユニットが隣接するまで視認できなくなり、攻撃対象にならなくなります。ただし平地や道路など、見通しの良い地形では実行できません。
撃たれ弱い歩兵系や大砲系はカモフラージュで隠れながら攻撃し、戦車はバンカーで的になりつつ守るのが定石でしょうか。
もっとも、どちらもゴールド(資金)が必要なのでいつも、という訳にはいきませんが。

●資源・弾薬・燃料・補給

このゲームで重要な要素が補給の概念です。
ユニットには「体力」の他に「弾薬」「燃料(歩兵系・大砲系以外)」のゲージがあり、それぞれ攻撃と移動で消費していきます。ユニットによって燃費に差はありますが。

体力はもちろんのこと、弾薬と燃料も尽きれば移動や攻撃ができなくなりますので常に気を配らなくてはなりません。
そこで、それらが減ってきたらその度に補給する必要があるのですが、逐一拠点に戻るのは非常に非効率です。

そこで、基本的には補給トラックというユニットが、拠点と各ユニット間を行き来して補給を行うことになります。
ただし、拠点自体の物資にも限りがあり、それが尽きると補給不可能となってしまいます。資金を消費して補給することもできますが、大した量ではないためすぐに資金が枯渇してしまいますのでオススメできません。


●感想

以下は、プレイした感想を並べていきたいと思います。
以前攻略を書いていた『将軍の栄光』というゲームアプリと比較しながら説明しますので、良ければそちらもご覧下さい。という宣伝。

  • ゴールド(資金)が全ステージ共通

 これが一番驚きました。
資金の多さはステージの難易度に直結します。資金はログボなどでコツコツ貯める事ができるため、その気になればユニットを生産しまくって圧倒することも可能かもしれません。
ありがたいのはありがたいんですが、攻略記事を書く場合はあまり嬉しくないシステムですね。

  • ミッションに種類が多い
 達成条件はさまざまで、例えばソ連側の第一ステージ「"スヴォーロフ"攻め・1」ではユニットを山間部に移動させること、となっております。
山間部ってどこだよ、という突っ込みはさておき、将軍の栄光では目標都市を全て占領するステージが主で、たまーに一定ターン守りきる防衛戦があるだけでしたので色々な目標があるのは新鮮でした。

  • 移動力が残っていれば何度でも移動できる

 「将軍の栄光」では移動も攻撃も1ターンに1度なので、移動した後に攻撃した場合はもう動けません。
一方このゲームでは移動力さえ残っていればまた移動できますので、射程外から敵に近づき攻撃、すぐに射程外に逃げるなんていう事も可能です。

  • ユニットの射程が広い
 全体的にユニットの射程が広めに設定されており、大砲系ならばなんと画面外からの攻撃ができるユニットもいます。
「将軍の栄光」ではせいぜい1マス、最大でも2マス離れた場所からの攻撃しかできませんので対処も楽なのですが、このゲームでは早めに見つけ出して撃破しないと苦しいかもしれません。
ま、燃費が悪いのでそこまで脅威ではないんですけど。

  • 反撃が1ターンに1度まで
    ユニットは、敵ターン中に攻撃を受けた際、射程内であれば自動的に反撃します。
しかし、それは1ターンに1回まで。
つまり、どうせ攻撃するなら同じ敵に集中して攻撃する方が効率的というわけですね。

これ、「将軍の栄光」未プレイの方には当たり前のように感じるかもしれませんが、「将軍の栄光」では何度でも反撃できたので個人的には意外でした。

  • 戦車が意外と弱い(というか歩兵が強い)
 「将軍の栄光」では、戦車系ユニットは敵を撃破した場合には同じターンに再度攻撃することもできますし、たとえ対戦車歩兵相手でもそうそう遅れをとることはありませんでした。
特に、強い将軍を乗せた重戦車はまさに無敵といった感じで、わざと敵の中に突っ込み攻撃を受けることで多くの敵に反撃、殲滅するなんてこともできました。

しかしこのゲームではそんな特殊能力はありませんし、重戦車ですら油断すると割と簡単に撃破されてしまいます。
戦車系や大砲系にはともかく、対戦車歩兵との戦闘は、生産にかかるコストを考えると割に合いません。
もちろん主力と言えるレベルではあるんですが、あまり過信はできません。

逆に歩兵は意外と強いです。
「将軍の栄光」では、歩兵は様々な施設を建設できる代わり、戦闘面では壁扱いが多かったので驚きました。

  • 飛行機が強すぎ
 飛行機は当然ですが地形に関わらず広範囲を移動でき、しかもかなり高い攻撃力を持っています。
中でも爆撃機は凶悪で、一撃で大抵のユニットが瀕死か撃破に追い込まれてしまいます。
見る限り敵がいない状態から前触れもなくやって来ては自陣を荒らしまわるので、非常に鬱陶しい存在です。

対空砲が一応の対抗策なのですが、それも致命傷を与えるまではいきません。
性能に見合うだけの高値ではあるんですが、敵として出てくるときはそんなの関係ありませんからね・・・
とにかく、敵が空港を保持している場合は間違いなく飛行機が登場すると思われるので、事前に対空砲を生産しておく方が良さげかと。


こんなとこですか。
攻略記事はまだ未定ですが、一応のアドバイスとして最初にプレイするなら枢軸側がお勧めです。スヴォーロフ攻め・1はやたら難しいので慣れてからの方がよろしいかと。
最後になりましたが、ご紹介ありがとうございました!

それでは。