2017年4月23日日曜日

「『将軍の栄光』攻略」番外編・軍団モード

 どうも。意外と将軍の栄光の攻略に時間がかかっていますので、とりあえず軍団モードでメダル稼ぎにいそしんでいる摂福です。
どうせなら難易度の高いステージをやってみようと思い、ひとまず「ヨーロッパ 1939」の枢軸側にトライしてみました。
ただし、やたら時間がかかる軍団モードなので、主にスクショにより進めていきます。
そのため画像枚数がやや多くなってしまいました。昔のサイトなら「激重!」みたいな注意書きが必要なレベルです。

選んだ将軍はイタリア軍「グラツィアーニ」。よりにもよってイタリア軍。でもほぼ海軍オンリーのリカルディよりはマシでしょう。


イタリアなので期待はしていませんでしたが、やはり能力値も所有拠点も今一つ。
将軍が乗っているのは中戦車なのが幸いです。
自軍の戦力は左(イタリア半島北部)に集中していますが、一応右(バルカン半島の左付け根)にも生産拠点があり、わずかばかりの兵力が支給されています。



最序盤はこんな感じ。水色が味方、赤色が敵です。独ソ不可侵条約なんて無かった。
(※このマップは区切り区切りでお見せしていきますが、何分スクショを元に再現しているだけなので、描き洩らし・描き間違い・見づらい点等々あります。ご了承ください。)

 ルーマニア・ブルガリア・セルビアは味方ですが、弱小な上にソ連もドイツにかかりきりなのでほぼ空気、敵じゃないだけマシといった程度です。
ま、最も手近な敵であるユーゴスラビアも同レベルなので適当にユニットを生産しつつ蹴散らしていきます。



ただ、もう片方の敵であるギリシャはブルガリアが持つプロヴディフを奪取し、大砲等で防衛の構えを形成しています。

 主力である左方面はフランスの内部を目指して左上に進軍していきました。フランス軍の主力はドイツ軍に向いており、さらにドイツ軍の南部と挟撃する形になるため、意外とスイスイ進めていけます。
同じイタリア軍であるリカルディはマルセイユからやってくるフランス海軍を撃退します。

一方メッセは左に進んでいきます。

ドイツ軍は史実通り?フランス侵攻をベネルクス方面・マジノ方面から進めています・・・が。ロンメル一人にベネルクス侵攻を任せているため兵力が足りておらず、突破するどころか早々に撤 退


それ以外も防戦一方のドイツ軍。よくこんな状態でフランス侵攻なんて考えたものです。


ポーランド侵攻もソ連の支援もあってか全く進んでいません。
まさに四面楚歌。正確には西部と東部の二面楚歌ですかね。今上手いこと言った。


 やや時間が経ち、ルントシュテットも撤退。ドイツ国内へ連合軍がなだれ込み始めます。

メッセとスペインの協力で、フランス南部がじわじわと枢軸側の支配下に。地中海も制圧できました。
東部ではソ連とポーランドが本格的な侵攻を始めます。

 自軍は順調にフランス中部へと侵攻していき、工場で中戦車を生産しバトゥーチンを乗せます。やや厳しい場面もありますが、補給をしっかりすればさほど特筆すべき点はありません。


問題は東部。ギリシャが守るプロブディフが意外と堅固で、歩兵や大砲では歯が立ちません。軽戦車を生産するも、敵将軍大砲にあっけなくやられてしまいました。ここで時間を食ったのが悔やまれます。



 さらに時間経過。20ターン程度でしょうか。
ドイツ北西部は連合軍の逆襲を受けてどんどん後退していき、連合軍はベルリンに肉薄しつつあります。


ですが、フランス南部はメッセが撤退したもののイタリア優勢。


さらに連合軍主力がドイツに侵攻していったためフランスの守りが手薄になり、驚くほど簡単に進める事ができました。
軍の動きもシチュエーションも全然違いますが、この辺りは史実のフランス侵攻っぽくてちょっと嬉しいです。

東部では、ソ連・ポーランド連合軍の前にゲーリングが敗北。こちらもまたベルリンに近づいています。


ドイツ軍、完全に挟撃を受けていますね。情けなや。


 自軍は泥沼に陥ったプロブディフを諦め、一旦その周辺からあえてアテネに侵攻することを決定。
そうして複数方向からプロブディフに圧力をかける作戦を取ります。

こちらも中々厳しい戦いですが、完全膠着よりは気が楽です。



 30ターンくらいだったと思います。
かなり手薄になったフランス侵攻は快調。パリですらあっという間に落とせてしまいました。侵攻ルートを断絶したため、連合軍の瓦解も時間の問題でしょう。


が。
パリを抜けて海峡へとたどり着いた時、目に入ったのは海を埋め尽くさんばかりの敵艦隊でした。


もうゲンナリといった感じ。ほとんどが最弱の巡洋艦とはいえ、海軍ユニットはけっこうな耐久力を誇ります。これらを倒し海峡を渡り、イギリス本土を陥落するのにどれだけかかるか。危うく投げたくなりました。
取りあえず歩兵を量産して海岸線に要塞砲を建設しまくり、大砲などでじわじわ削っていく作戦に。
一方主力は東進した連合軍を追いかけていきます。


アムステルダムは狭いので展開しづらく、おまけに周囲を敵海軍に取り囲まれており、尋常ではない堅さに仕上がっています。が、将軍×2でゴリゴリ進んでいきます。

それから対ギリシャ。
西部で余裕ができたためか、それともプロブディフを周囲からじわじわ削ったのが功を奏したのか、
アテネ、それに次いでプロブディフ制圧完了。


しかしほっとしたのも束の間。いつの間にやらポーランド軍がイタリアのすぐ東にまで迫っていたのです。

まあ正面衝突だったら恐れるほどの敵ではありませんが、ユニットを追加生産して東進を開始します。

そうそう、イタリア西部のフランス勢力をほぼ一掃できたのもこの頃です。



 50ターン前後。


こっからはもう特筆すべき点はないのでガンガン行きます。
盛り返したドイツの支援もあって、西部戦線はほぼ完勝。地道な戦闘の末、海も大分見やすくなりました。金に飽かせて空母を量産し、陸軍をイギリスに送り込みます。

陸軍の主力はそのままソ連に向かって進軍。

東部戦線も、ポーランド軍にやや苦戦しつつも次第に兵力差が生まれ、順調にソ連へと侵攻できました。

どちらも歩兵をアホみたいに量産していますね。軍団モード名物。
防衛側のポーランドはともかく、ドイツにはせめて装甲車くらいは生産してもらいたいものです。

イギリス敗北。

最終目標、ミンスク攻略戦。




 そしてとうとう勝利。
バトゥーチン使ってターン68・・・まあこんなもんではないでしょうか。それにイタリア軍ですし。(実はこの言い訳を使う為にイタリア軍を選択した)
まあ、将軍なしとかでクリアできる気はしないです。

でもイタリア軍、戦力は別としても立地は悪くないんじゃないでしょうか。
確かにイギリスやミンスクへは遠いですが、敵の主力とはぶつからずに済みますので漁夫の利を得やすいです。それはそれでなんかイタリアっぽい気も。

 やはり年号付きのステージは終盤がユニットだらけで非常に面倒くさいですね。極端に難しい場面はありませんでしたが、強いて挙げるならアムステルダムとギリシャ、それからフランスの序盤がしんどかったです。

 今回はスクショで楽をするはずが、かえって疲れてしまいました。
長かったせいもあるとは思いますが、とにかくもうこんな試みは御免です。

それではこの辺で。番外編なので続編は期待しないで下さい・・・

2017年4月8日土曜日

『将軍の栄光』作戦元ネタ解説(第四回・アシカ作戦)

 このコーナーも4回目。今回は枢軸シナリオ「アシカ作戦」、連合シナリオ「グレートブリテンの戦い」の元ネタ解説です。
 ※基本的にはWikipediaの内容が大部分です。ただコピペではあまりに芸が無いので出来る限り平易かつ自分の言葉で解説させて頂こうかと思います。

「アシカ作戦」とはナチスドイツによるイギリス侵攻作戦の名前です。
この名前に聞き覚えがなくとも、こう言えばご存知の方も多いのではないでしょうか。
ゼーレーヴェ作戦」。某アニメで有名ですね。私は戦争が好きだの奴です。


 ベネルクス三国およびフランス侵攻を短期かつ軽微な損害で成し遂げ、まさに飛ぶ鳥を落とす勢いのナチスドイツでしたが、一方で不安も抱えていました。
先のフランス侵攻におけるナチス唯一の汚点「ダンケルクの奇跡」で脱出した数十万の連合国の兵士たちが居ましたね。その脱出先であるイギリスです。
イギリスは今や亡命した各国政府の拠り所、連合国の本拠地にして西欧最後の砦となっています。
逆に言えば、このイギリスを倒せば西欧に残るは中立のスペインとポルトガルくらいなもの。つまり敵なしという事です。

 当初は講和を期待していたヒトラーですが、バリバリの主戦派チャーチルによって講和が否決され、このアシカ作戦を計画しました。
当初の計画は最も近いイギリスの南東部に上陸、空挺部隊でそれを支援し北進、ロンドンを包囲するというものです。


 さて、連合国の本拠地とはいえダンケルクから撤退できたのは人員ばかりであり、殆どの兵器はそのままダンケルクに取り残されてしまいました。
そのためイギリス本土の陸軍はかなり弱体化しており、ドイツ軍の上陸に備えてホーム・ガードと呼ばれる民兵を組織しているほどでした。

 しかし一方でイギリス海軍は世界最強クラス。侵略するためにドーバー海峡を渡ろうとすれば間違いなく妨害を受けるでしょう。
陸軍を運搬する船は無防備であり、軍船に狙われたらひとたまりもありませんので当然護衛する船が必要です。

あ、ちなみに。「将軍の栄光」では水上運搬中の陸軍ユニットが軍艦に向かって攻撃を仕掛ける場面も珍しくありませんが、当時艦船の砲は最低でも口径10㎝を超えるのに対し、戦車はナチスドイツが誇る後期の重戦車(タイガー戦車)ですら口径8.8cm。
砲身の長さも桁違いなので射程も威力もダンチですし、個人的には相手にならないと思います。

対するドイツ海軍はというと、元々大して強くない上にノルウェー侵攻作戦「ヴェーザー演習作戦」でかなりの損害を受けており、加えてドーバー海峡は浅すぎて頼みのUボートも活躍しづらい環境です。はっきり言って勝ち目はありません。

 海軍をやっつけるのは難しいならフランスの時のような奇襲ができないの?とも思いますが、ここでも補給の問題があります。
一旦は不意を衝いて本土上陸を成し遂げたとしても、後続の支援部隊が押し寄せたイギリス海軍に破壊されるのは目に見えています。
フランス侵攻の際は現地調達で賄いましたが、さすがにロンドン包囲しておいて現地調達のみというのは不可能でしょう。

 という訳で、アシカ作戦の前提には、
上陸の障害となるイギリス海軍と沿岸地域の敵を退け
かつ入ってこられないように海峡を封鎖する必要があり、
しかし海軍だけではそれを実現することはできず、
ゆえに航空機による応援が不可欠であり、
よって制空権の確保をする事がこの作戦の発動条件となりました。(赤字がヒトラーによって挙げられたアシカ作戦発動の前提です。)

 それらを満たすべく、空軍大佐ゲーリング指揮による制空権確保のための戦い、通称「バトル・オブ・ブリテン」が勃発しました。
バトル・オブ・ブリテンも興味深い戦いなのですが、生憎「将軍の栄光」では制空権などあってないようなものなので省略します。

かいつまむと、ドイツ優勢・イギリス粘る→ロンドンへの爆撃に方針転換→その隙に施設を修復してイギリス空軍復活、さらにドイツ戦闘機の航続距離の短さが露呈。→制空権確保失敗。
です。
航空支援なしに海軍が勝てるはずもなく、特に戦うことなく制海権も断念。
おまけにソ連侵攻作戦「バルバロッサ作戦」が始動し、とてもイギリス侵攻どころでは無くなり、総統ヒトラーによってこの作戦の中止が決定されました。


 とまあ実現しなかった作戦なので、今回は「もしアシカ作戦が実行されていたら」という「IF」シナリオです。

 ですが、実は後の机上訓練でこの作戦は検討されています。
「制空権は確保できていないが、機雷でドーバー海峡は封鎖されている」という状態、すなわち前提条件を満たせていなかったのに決行した場合ですね。
元ナチスの将校も参加したこのシミュレーションですが、やはり上陸は上手く行ったものの機雷原を突破したイギリス海軍により補給が断絶し、ナチス軍は撤退しています。

 このゲームでは補給も制空権も関係ないので完全な再現は無理ですし、そもそもイギリス沿岸の敵が全然排除できてないとか、潜水艦がガンガン活躍できるとか・・・
けっこう史実と離れているステージではありますね。


 そして「グレートブリテンの戦い」は、このアシカ作戦が上手く行った後のステージでしょう。ロンドンがドイツの手に落ちています。それでも降伏しないイギリス。

北海にイギリス海軍がいる所を見ると救援に向かえなかったようですね。もしくは完全に制海権を取り戻しており、支援に向かっているという可能性も。
またプレイヤー含め、イギリス軍主力は北部に構えています。
前述のシミュレーションではイギリスは遅滞戦術を取り、ホーム・ガードが時間を稼いでいる間に正規軍を再編成、防衛ラインを築くという展開になっていたので、恐らくは再編成した部隊でしょう。

シナリオでも時間稼ぎ→主力が前線に復帰→反撃という流れなので、こちらはほぼ再現されているといえます。本当ならロンドンは落とされませんし、何より反撃のカギは何度も言った通り補給の断絶なのですがまあ良いでしょう。

 こんなところでしょうか。この作戦は枢軸ファンの方なら一度は成功を妄想するのではないかと思いますので、検証するサイト様も比較的多く存在します。僕の拙い説明で満足できない方は是非そちらにおいで下さいませ。
では。