2018年8月16日木曜日

スマホゲーム『WW2:Sandbox.Strategy & Tactics』の紹介。

  どうも。毎日更新しているブログも多い中、月イチ更新が常態化している摂福です。

今回も、僕が今はまっているターン制ストラテジーのスマホゲームをご紹介させて頂きます。
その名も、
『WW2:Sandbox.Strategy&Tactics』
というアプリです。


まあ名前から分かると思いますが、WW2を舞台にしたゲームで、
プレイヤーは枢軸・連合に分かれた諸国の中から一国の軍隊を指揮し、目標の達成を目指します。

以下、大まかなゲーム内容の説明と感想になります。

〇マップ

  マップはヨーロッパ&北アフリカとアジアの2種類。

よくある六角形のマスではなく、地域(ゲーム内では州と呼ばれます)で分けられています。
州の形は様々で、多くの州が入り組んだ地域や、逆に正方形に区切られたアフリカのような地域もあります。
つまり守りやすい地域、攻めやすい地域があるということです。

州によっては赤い照準マークがついている首都があり、これを失ってから3ターン経つと、その国は降伏します。
が、その後も定期的にゲリラが勃発しますので、兵を配置していないとその国は復活してしまいます。ゲリラは他の州でも起こりますので、征服地が増えたらあまり前線に集中させすぎないほうが良いでしょう。

他に工場マークや箱マークに数字の付いた州もありますが、
工場マークや港マークのある州ではユニットの生産(ゲーム内では援軍とされています)拠点となり、数字の書かれた州ではその数が毎ターンの収入に加算されます。
まあ見たまんまですね。

〇ユニットができる行動

  プレイヤーが操作するユニットは1ターンに1度までしか行動できず、移動または攻撃を行うと行動終了となります(例外:機械化歩兵&戦車)。
戦闘時、攻撃側が勝てば防御側のいた場所に移動し、防御側はその周囲に押し出される形で移動します。
戦闘を行うと、勝敗に関わらず戦力に応じてお互いダメージを負い、部隊のHPが無くなれば消滅します。
つまり、よっぽど戦力差が無ければ一度の戦闘で敵を全滅させることはできず、まともにやっていては延々と殴り合いを続ける羽目になりかねません。

が、周囲が全て自軍以外のユニットに占領されている状態で防衛に失敗すると、残りHPに関わらず全滅してしまいます。
この際周りのユニットは1体で良く、また同盟国の軍であっても関係ありません。

非常に魅力的ではありますが、意外と難しい条件です。
特に敵の前線を突破し、後ろに展開して包囲...みたいな電撃戦まがいの芸当は困難ですので、
敵を引き付けてから用意していた部隊で退路を断つというのが基本ですね。
多くの勢力が入り乱れている場所だと、敵の退路がその分狭まるので楽です。

〇海軍・空軍

  それから慣れるまで難しいのが海&空軍。
海軍ユニットの役割は、敵の海路を遮断して敵を孤立させたり、沿岸の敵を攻撃して陸軍を援護することです。
陸地と陸地の間の海には海路が設定されていることがあり、その両岸は基本的に地続きとして扱われるのですが、
そこを海軍ユニットで占領すると、敵国はそのルートを通れなくなります。
これを利用し、敵の侵攻を防いだり、攻めてきた敵の退路を無くして全滅させたりといった戦術が可能です。

また陸上への攻撃も中々強力なので、上陸作戦に先駆けて敵を減らしておく...なんてこともできます。
ただし、潜水艦だけは陸上へ攻撃できません。当たり前ですけど。

  一方の空軍ユニットは戦闘機と爆撃機の二種類。
爆撃機は陸軍・海軍ユニットに空襲を行い、ダメージを与えることができます。とても射程が広い上にダメージも大きいため、あると心強いユニットです。
めちゃくちゃ高価なのでこいつを援軍として呼べる頃には多分もう勝ち確だと思いますけど。

対する戦闘機は、そんな爆撃機の空襲に対抗しうる唯一のユニットです。
専用コマンド「哨戒」を実行しておくと、移動可能範囲内に対する空襲に反撃を加えることができます。
爆撃機は戦闘機に弱いので、自分が空襲を行う際は敵戦闘機がいない地点を狙いましょう。
なお、戦闘機も一応空襲を行うことはできるんですが、まるで効果が見受けられないので恐らく爆撃機の護衛用という位置付けなんだと思います。

そんな二種類の空軍ユニットですが、陸軍とは別枠で設定されているため州を奪ったり占領を防いだりはできず、配置している州を奪われると全滅します。
まあ、とても移動範囲が広いので敵が近くにやってきたら待避させれば良いだけなんですが、あまり離れると今度は空襲や哨戒ができなくなるというジレンマ。

〇ユニット以外の行動

  「援軍」コマンドについて。


援軍は基本的に前述の工場マークがある州でのみ購入できます。
工場州が無ければ全領地の中からランダムに登場しますが、前線から離れた場所に現れたりするのでオススメはしません。

なお、占領したターンにはその州に呼ぶことはできません。
また援軍が来るのはコマンド実行から1ターン経ってからなので、少なくとも3ターンはその州を保持する必要があります。
じゃあ援軍を呼んでから工場州を取られたらどうなるかというと、援軍は別の工場州に登場します。他に無ければ全滅。

例外的に、空挺部隊を使って敵領地に直接攻めることも可能です。
即時実行なので今すぐ戦力が欲しい!という場合は重宝しますが、その分割高となっております。
いずれも再実行可能になるまでには数ターン必要ですのでお忘れなく。

ユニットの種類は安価で数が多い歩兵、機動力の高い機械化歩兵と戦車、戦車に強い大砲などがあります。
特に戦車は機動力・戦闘力ともに陸軍最強なのですが、一度に購入できるのが1体だけなので数を揃えにくいのが難点ですね。

  それから、「研究」というコマンドもありますね。
資金を使い、ユニットの強化や収入の増加、援軍の再実行に必要なターン数の短縮などができます。
恐らく重要な要素なんだとは思いますが、かなり高価なのでついつい援軍を優先してしまう僕。戦略眼はありません。


〇感想

  プレイ感としては、非常にボードゲーム(ウォーゲーム)に近い、というかボードゲームをスマホでプレイしているような感覚です。
事実、ゲーム内のヘルプにはダメージ表まで載っています。全部英語ですが。

特殊なギミックもこれといってありませんし、同盟国も固定。国によるユニットの性能差も(恐らく)ありません。
演出も全くと言って良いほどありません。
とりわけ地名が分かりにくく、空襲などを受けた際、いちいち地図を拡大して書かれた地名を一つ一つ確認するのは大変面倒ですね。
あとはAIもあまり賢くなさそうで、COMターンをスキップせずに見ていると離合集散を繰り返す様を見ることができます。
そうそう、COMターンスキップ中のスクロールがやたらカクカクしているのも気になりますね。

ですが、色々な国を自分の手腕で勝利に導くというのはやはり燃えますし、黙々と進められるので一度始めるとついつい時間を忘れてプレイしてしまうゲームです。
なんと言っても多くの敵を上手く包囲殲滅できた時は非常にスッキリします。
マジで1時間2時間はあっという間なので、寝る前にちょっと・・・みたいな感覚で起動すると寝不足でえらいことになりますからご注意を(実体験)。

それでは。